こんにちはMake -Senseです。今回は佐賀大学芸術地域デザイン学部の学生によるポップアップストア「1㎡ Store」の会場レポートをお届けします。
|1㎡ Store(ワンエムストア)とは
この企画は「1moment-1meet 」をコンセプトに、主に佐賀大学芸術地域デザイン学部の学生アーティストの作品を展示・販売する企画です。前回は有田町でのマルシェ「風花マルクト」に出展をしました。
今回はカフェ.png+さんにて、2名のアーティストが作品を展示・販売しています。
|作家・作品紹介
・「Leaving now」 ITO HiNaTa
多くの線が一つの作品を構成しており見れば見るほど不思議と惹き込まれる作品だった。よく見てみると「?」の文字や唇などの形も組み込まれているので、どんな形が作品の中に描かれているのか探してみるのも一つの楽しみ方なのではないかと思う。
・「繋(つなぎ)」 NaN.
4つの丸いキャンバスの中にどんな繋がりが表現されているのか、鑑賞者によって捉え方は異なるが、特に一番右の作品は手と手を取り合う瞬間から人の繋がりが生まれるということを想像した。
|インタビュー
1㎡ Storeに参加した学生2名と、開催場所となったカフェ.png+さんの方にインタビューをさせていただきました!
2名の学生アーティスト:NaN.さん、ITO HiNaTaさん
「自分の作品の大きなテーマである『ジェンダー・愛』と、今回のテーマ『mosp(面影)』をどう上手く掛け合わせるか悩んだ。」(NaN.)
「このポップアップを通して、ただカフェに食事をしに来た人が、作品や活動に興味を持ってくださりコミュニケーションをとることで人との輪を広げることができた。」(ITO HiNaTa)
と語ってくれた。
カフェ.png+:小野さん、いのうえさん
今回1㎡ Storeとコラボしてポップアップを行うことになった経緯として、昨年1㎡ Storeが出展した有田町でのマルシェに.png+さんも出展しており、そこから話を進んでいき今回のコラボに至ったそうです。
テーマである「mosp(面影)」に関して、「コロナ禍で制限された生活を強いられ思うような活動ができない中で、自分の中の思い出や面影が何か希望になれば。」(いのうえさん)
「2名のアーティストが持つ若いエネルギーや柔軟な発想が、カフェ店内の空間にそれぞれ表れている。作品を自分の目で見ることで絵の持つ力を感じることができ、実際に足を運んで作品を『生』で見ることの大事さを改めて実感した。これからもこういったアーティストの創作活動に関わる活動を続けていきたい。」(小野さん)
(写真は.png+の人気メニュー、クロッフル)
|感想
「mosp(面影)」というテーマに込められた意味を知った上で2名のアーティストの作品を見てみると、また違った視点で作品を味わうことができると感じました。
アート作品や美術館に対してどこか堅いイメージがある人もいますが、今回のポップアップはカフェの中に作品を展示しているので、誰でも気軽に訪れることができるのではないかと思います。皆さんもぜひ行ってみてはいかがですか?
会期:2022年4月16日(土)〜4月24日(日)
入場料:無料(ワンオーダー制)
各日:12:00〜17:00
会場:.png+(〒818-0056 福岡県筑紫野市二日市北一丁目2-3)
本件に関するお問い合わせ:makesense.official2019@gmail.com
記事執筆責任者:平山、武市
Make-Senseとは?
佐賀を拠点に活動する学生プロジェクト&デザインチームです。佐賀大学芸術地域デザイン学部の学生が中心となって活動しています。佐賀を拠点にイルミネーションデザインから都市計画の提案プロジェクトまで幅広い分野で活動しています。詳しくは弊チーム公式ホームページをご覧ください。
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